亡国のイージス プレミアム・エディション
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定価 : ¥ 6,300
販売元 : ジェネオン エンタテインメント
発売日 : 2005-12-22 |
価格:¥ 6,300
納期:通常24時間以内に発送 |
最新鋭の防空システムを搭載したイージス護衛艦「いそかぜ」に、沖縄米軍基地から盗まれた化学兵器「GUSOH」が特殊工作員によって持ち込まれたのだ。「いそかぜ」の先任伍長の仙石はその情報をつかみ、新入りの如月が工作員ではないかと、目星をつけるが、副長から離艦命令が。そのあと「いそかぜ」の全ミサイルの標的が東京に設定された。黒幕は対日工作員のヨンファ。彼の目的は?そして東京はどうなる?
福井晴敏の原作を「どついたるねん」「顔」などの坂本順治監督が映画化。海上自衛隊が史上初の前面協力などが話題だが、自衛隊に体験入学して役作りをした真田ほか、寺尾聡、佐藤浩市、中井貴一、岸辺一徳、原田芳雄などの豪華な役者陣の力強い芝居が、派手なアクションシーンに負けない、男たちの骨太なドラマを作り上げている。戦艦や兵器マニアも楽しめ、またアクションやドラマ好きも大いにうならせることのできる、エンタテインメント大作と言えるだろう。(斎藤香)
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原作を読んでいないと分からない。読んでいると物足りない。これは長編小説の映画化である以上、仕方がないところだとは思います。
ですが、「アカデミー賞4人!」ばかり持ち上げているための欠点が随所に見えている。
@原作好きとして許せないのは、如月行の待遇の悪さ。ポスターでも小さすぎれば劇中でも小さい。指揮権を千石に奪われて、活躍の場が縮小されすぎている。
Aジョンヒの存在が意味不明。ヨンファとの関係は勿論、存在があいまいすぎる。映画しか観ていない人には「誰?」状態だろう。あの回想の球場は『シュリ』のパクリ?
B宮津始め幹部たちの心理描写が薄弱で、へたれに見えてしまう。
Cペンタゴンがでなかったのは「某国」としたのと同じ理由? それともご機嫌を損ねさせないため?
他、細かい点ありますが、以上のうち特に@とAは許し難いので☆−3
いくら2時間強でまとめるためとはいえ、ここはカットすべきでない。渥美のシーンなど、もっと削れるところはあったはず。これもアカデミー賞俳優を長く出すためでしょうか。
ただ、「ローレライ」のような超大幅カットはなく、音楽がよく、アクションそのものはかなり見せてくれてので、☆+1ということで。
『ホワイトアウト』化したイージスという感想は私だけでしょうか?
小説では丁寧な描写と深いメッセージを読む。映画では派手なスペクタクルシーンを楽しむ。そうやって割り切った方がいいと思います。それでも欲を言えば、イーグルを堕とすシーンは観たかった。
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「ローレライ」「戦国自衛隊1549」(厳密にはノベライズ!?)とこけ続けた福井原作の映像化の中では、結構面白く鑑賞できました。
やはりこれは監督の力量の差がずばり出ているとしか思えないですね。あと少々不安だったキャスティングですが、真田"仙石"も以外にしっくり、如月役の若手俳優もなかなか良かったですね。
福井原作の特色である、思想論もそこそこ巧く取り込み原作の雰囲気を併せ持っています。
ただ岸部一徳さんの口から「ダイス・・」という台詞が出てくると、リアリティが著しく欠けるなあ〜(笑)。グソーの名称もなんですが、その辺のところのネーム付けは、お世辞にも福井さん上手ではないので、映画オリジナルでもよかったかなあ(笑)。
このレベルなら原作ファンも結構納得できるのではないでしょうか。
ただ、内容的には少々詰め込みすぎて各キャラクターの描きこみが中途半端。まあこれは映画化ではどうしても仕方ないことなのですが、かの坂本順二監督の力量からしてみれば、まだまだ傑作になれた作品のような気がします。もっと贅肉をおとして再構築するか、もう少し長くして(このレベルの演出だと3時間は見れます)も良かったのでと思います。
まあなにはともあれ、福井原作3連発の最後は、なんとか傑作の部類に入る作品に仕上がったと個人的には思いますよ。
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難しいテーマが事件の根本になっているものの、エンターテイメント性は抜群。
ローレライはちょっぴり感動物でしたが、こちらはアクション色が強いです。俳優人はとてもすばらしの一言。それぞれの持ち味を十分に出してる。ただ、出演者が多いので、十二分とまでは言わない。
真田広之の中年ヒーローっぽいところも違和感なくて良かった。あまりにも格好良く動いてたら嘘っぽいからね。
時間の関係で多少詰め込んだところもあるようですが、原作は読んでなくても、関係なく楽しめます。
確かにヨンファの妹が、どういう人物か分かりづらいところは気になりました。まあ、そこまで説明が必要とは思えないけど、ドラマがもう1段盛り上がる演出にはなったでしょうね。
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テロを仕掛ける者たちと、うろたえる日本の国家首脳陣。何度か見たような構図ですが、でも「こんな感じなんだろうな」と変に納得してしまう。(苦笑) 登場人物のバックボーンとかがほとんど描かれず、一人ひとりの感情なんてほぼ無視に近い。そういったことを犠牲にしても、アクション映画として、あっさり楽しめるように仕上げたということなんでしょう。本物のイージス艦の迫力は当然あるし、閉塞感、緊張感もあって、いい意味でハリウッド映画的な感じです。
キャストもよかった。真田広之は、中年オヤジ体型にして中間管理自衛官らしくしている。対する中井貴一は、体を絞って、冷酷無比なテロリスト。如月行を演じた勝地涼は、大抜擢だったけど期待に応えたね。彼の目がいい。ただ、残念だったのは反乱軍のリーダーを演じた寺尾聰。すごいいい役者だと思うんだけど、本作では信念のため、あえて国家への反逆という道を選択した男という感じではない。どうも、息子を失った八つ当たりのように見えちゃうのが唯一不満かな。
「亡国」とは、「平和ボケ」に陥っていて、守るに値しないこの国。しかし、伍長は、「どんなにみっともなくてもいいから、とにかく生きろ」と叫ぶ、ベタな人間臭さ。日本は「亡国」なのだが、その体制のなかの個人がガンバルことによってそうではなくなるということなのか?? ほんと、いろんなことを考え、考えさせられたという点では、製作者たちの意図は成功していると言っていいですね。
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本作、「ローレライ」、「戦国自衛隊1549」を俺は「2005年邦画日の丸軍事3部作」と勝手に呼んでいます。
他の2作同様、この映画も主人公達の「自分の世界を守りたい」という想いがほとんど伝わらないのです。
でも、人間の描き方としては本作が一番丁寧だと感じました。
ただし、他に大分足りないと思うのは、
@悪役の狙いがよくわかりません。
A悪役同士の友好関係?同盟関係?が良くわかりません。
B女性工作員を思わせぶりに撮っているのに、その行動する意図がわかりづらかったです。
C国の上層部に腐った感じがしないので、ますます悪役の意図がわかりづらかったです。
といったところです。
ちなみに、本作のクライマックスのCGは驚くほど情けないのでご覧になる時はご注意ください。